ゆうちょ銀、九州の大学ベンチャー支援 ファンドに1億円を出資
2022.01.11 20:15
ゆうちょ銀行は1月11日、九州の大学に関連するベンチャー企業へ投資する「QB第二号投資事業有限責任組合(QB第二号ファンド)」に1億円の出資を決定したと発表した。
ファンドは、2021年4月に設立。西日本シティ銀行の100%子会社「NCBベンチャーキャピタル」とQBキャピタル合同会社(福岡市)の関連組合が共同運営する。ファンド総額は約36億円、存続期間10年。同行や事業会社など18社(ゆうちょ銀含む)が有限責任組合員(LP)として参加。「すでに数件の投資が進んでいる」(ゆうちょ銀地域金融法人部地方創生ファイナンス室)という。
ゆうちょ銀は現中期経営計画(21~25年度)で、25年度中に地域活性化ファンドへの出資件数を累計50件とする目標を策定。今回の出資は38件目で、累計出資額は約126億円となった。