札証、昇降機保守会社が上場 アンビシャス市場に

2025.04.25 17:29
株式市場 取引所 上場
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エレベーターコミュニケーションズの薄田社長(右)に上場通知書を手渡す石井理事長(4月25日、札証)
エレベーターコミュニケーションズの薄田社長(右)に上場通知書を手渡す石井理事長(4月25日、札証)

札幌証券取引所は4月25日、新興企業向け市場「アンビシャス」への上場セレモニーを開き、石井純二理事長が昇降機メンテナンスのエレベーターコミュニケーションズ(東京都)の薄田章博社長に有価証券上場通知書を手渡した。上場企業数は本則市場52社を含め63社となった。


新規単独上場は2024年10月の伸和ホールディングス(札幌市、食品製造)に続き2年連続。石井理事長は「今後も新規上場を増やし、地域経済の活性化に努め、北海道の発展に貢献していきたい」と語った。


エレベーターコミュニケーションズは全国に47支店(北海道内6支店)を構え、エレベーターやエスカレーター1万台超を保守・管理している。薄田社長は「私自身が北海道出身なので、地元の札証への上場を2020年ごろから目指してきた。今後は支店のない北海道東部や北部への出店も計画しており、28年までに道内シェア10%を目指したい」と話した。

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