「次の市債は取らなくてよい。金利を上げて入札しなさい」。新潟県のある信組の理事長は最近、担当部にこんな指示を出した。この市では日銀の低金利政策と金融機関同士の競合から、極めて安い利率で市債を発行していた。だが、今や金利は先高観が強い。「もう低金利では引き受けません」とのメッセージをレートに込めた。
別の信金理事長も語る。「今の状況なら、...
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