コロナ融資後倒産、24年度は680件 初めて前年度下回る
2025.04.08 15:29
帝国データバンクが4月8日に発表した2024年度の「ゼロゼロ(コロナ)融資後倒産」件数は、前年度比19件減の680件だった。集計開始以来、初めて前年度を下回った。
業種別にみると、「建設業」(143件)が最も多く、「サービス業」(131件)、「小売業」(121件)と続いた。「不良債権(焦げ付き)」に相当するゼロゼロ融資喪失総額は推計で約1244億7400万円にのぼった。
3月の「ゼロゼロ融資後倒産」件数は、前年同月比31件減の51件だった。