東京きらぼしFG、経営会議直結の「広報部」設置
2021.12.30 04:58
東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)と傘下のきらぼし銀行は2022年1月1日、本部組織に「広報部」を新設する。取締役会や経営会議に直結した組織で、グループ全体での取り組みを内外に情報発信し、ブランド力向上につなげる。広報セクションを部制にする地域銀行は珍しい。
21年11月にキャッシュレス決済アプリをスタートし、22年1月にはデジタルバンク・UI銀行を開業する。このタイミングで広報部を設置し「金融にも強い総合サービス業」をアピールする。
初代の広報部長は大和田健二執行役員(55)が就任する。秘書役を兼務し経営層から指示や的確な情報交換などがスムーズにできる体制を取った。部内には広報役を担うセクションとして米倉晶子氏を次長に抜てきした。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に