玉島信金、県内6信金とマルシェ初共催 各地の飲食店が集結
2025.03.23 20:28
玉島信用金庫(岡山県、宅和博彦理事長)は3月23日、あちてらす倉敷でマルシェ「MercadoRico(メルカドリコ)」を開いた。今回は岡山県内に本店を置く6信金(おかやま、水島、津山、備北、吉備、備前日生)と初めて共催した。
出店者は各信金が取引先を2社ずつ推薦し、14社が集まった。和牛のルーツとされる新見市発祥のブランド牛「千屋牛」のステーキ串や特産品の黄ニラを使用したラーメンのほか、各地域からスイーツ店などが参加。マルシェ開始前から行列ができる店舗もあり、倉敷市内を散策する多くの観光客や地元住民でにぎわった。
岡山県内7信金はバイヤー向けのビジネスマッチングイベントを毎年合同で開催しているが、「一般のお客さまに販売する機会はなかった。(マルシェが)県内各地の良い商品を知ってもらうきっかけになれば」(宅和理事長)としている。

メルカドリコは、玉島信金が2022年4月から始めた地域活性化の取り組みの一つで、今回が11回目。7信金初共催のため、宅和理事長が地元のテレビやラジオ局に出演し開催を告知した、インスタグラムに広告を掲載するなどPR活動にも力を入れた。