丸井G、ミュージアムカード発行 ファン消費取り込む
2025.03.21 18:45丸井グループ(G)は3月21日、「ミュージアム エポスカード」の発行を開始した。カード利用で好きなミュージアムを支える仕組みをつくり、ファンの消費を取り込む。
カード入会1件につき1000円と、利用金額に応じたポイント使用量の一部を、東京国立博物館などを運営する国立文化財機構と国立美術館、国立科学博物館に寄付する。券面は4種類ずつ所蔵作品や展示物を活用したデザインを用意し、利用者はデザインの選択を通じて寄付先を決められる。また、入会3カ月以内に3万円以上の利用で寄付先のオリジナル特典が得られる。
丸井Gが2024年に開催した社内ビジネスコンクールで入賞した店舗スタッフ発案の企画を実現した。同社は機能や価格を重視する「コスパ経済」の対極として、一人一人の感情や価値観が原動力となって動く経済領域を「『好き』が駆動する経済」と位置づけ、顧客の感情や価値観を原動力とした市場開拓に注力している。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金界、「ことら送金」240信金に拡大 周知姿勢で温度差も