高知銀、相続サポートプラザ好調 生保販売7億5900万円
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高知銀行が相続関連ビジネスの切り札と位置付ける「こうぎん相続&暮らしのサポートプラザ」の実績が順調に推移している。同プラザは2020年10月1日に高知市中心街のビル3階にオープン。相談件数は21年9月末までに280件に達した。
スタッフは竹中崇プラザ長以下6人。営業店からトスアップされてくる相続案件に対応し、コンサルティング営業を通じて相続人への相続資産の運用ニーズを掘り起こす。
主な提案商品は生命保険や投資信託、相続定期預金など。同プラザで取り扱った資産運用商品のうち金額ベースで約8割を占めるのは一時払い生命保険。21年9月末までに88件・7億5900万円を契約した。
相続人が高知県外に在住の場合は、同行インターネットバンキングの利用など新しい接点を創出し、複合取引につなげる。
竹中プラザ長は「プラザの行員が支店の行員に同行し、お客さまのもとへ訪問することも多い。相続人の方のニーズに合わせて細やかなサービスで対応したい」と語った。
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