川崎信金、脱炭素セミナーを開催
2021.12.22 19:24
川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は12月22日、本部で「SDGs・脱炭素セミナー」を川崎市と共催した。市内の企業に向けて、SDGs(持続可能な開発目標)の狙いや先行する企業の取り組みを紹介した。
前半は環境省や川崎市が2050年の脱炭素社会の実現に向けたロールモデルなどを説明。市は「政令市で温室効果ガスを最も多く排出しているのが川崎市。行政としても地元企業を支援していきたい」と話した。
後半は市内の企業3社がSDGsや脱炭素の達成に向けた取り組みを発表した。同信金は環境に配慮した設備をもつ百合丘支店を紹介。総合企画部の山本浩之副部長は「以前より電力を4割削減した」と強調した。 川崎信金は今年5月、地元企業のSDGs達成に向けた取り組みを後押しする団体「SDGsプラットフォーム」を川崎市と共同で立ち上げている。