碧海信金、製造業特化の新興イベント初開催 協業へ経営者32人と交流
2025.02.18 19:00
碧海信用金庫(愛知県、深谷誠理事長)と日本政策金融公庫岡崎支店は2月18日、製造業特化型の新興イベントを初開催した。会場の同信金本店には経営者32人が来場。新興企業3社と協業を視野に交流を図った。
新興支援を積極的に取り組む日本公庫の知見を生かし、マッチングを加速するのが狙い。イベントでは製造業向けサービスを提供する新興企業3社が登壇した。
自社のサービスを発表したのは、自動化設備の導入を支援するRobofull (名古屋市)、生産現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)をハンズオンでサポートするスカイディスク(福岡県)、部品業者に特化したAI(人工知能)見積もり支援システムを提供する匠技研工業(東京都)。

交流促進では、参加者や新興3社、金融機関の職員が輪になって約15分間語り合う座談会を初めて実施。事業内容への質問やサービス導入の条件など意見を交換した。
同信金名古屋営業部の鈴木守人部長は「イベントを通して、協業が進めば」と語った。