福井銀、小水力発電事業で協定 事業者と県内河川調査へ
2025.02.18 17:48福井銀行は2月18日、小水力発電事業による地域活性化に取り組むため、奈良県の「森とみずのちから」社と協定を締結したことを発表した。福井県内の水資源を価値化することにより、地域活性化や脱炭素社会の実現を目指す。協定締結日は2月1日。
大規模なダムによる一般的な水力発電と異なり、小水力発電は一般的な河川をそのまま利用できる。比較的小さな川でも整備が可能で、環境に優しく地域創生の手段にもなることから注目され始めている。「森とみずのちから」社はすでに小水力発電所を約10カ所稼動し、20カ所以上の企画・調整を進め、さらに新たな設置場所の調査を500地点以上で実施中。
福井銀は、同社と地域や自治体との間のパートナーシップ体制構築を支援。県内の川での可能性調査も共同で行う。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト