八十二銀 、SDGs外貨定期取り扱う  運用益の一部を寄付

2021.12.21 19:20
SDGs
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八十二銀行は12月24日から、運用益の一部をSDGs(持続可能な開発目標)に関連した団体などに寄付する外貨定期預金の取り扱いを始める。私募債やローンなど“資金調達”を目的とした商品とは異なり、‟運用”を切り口に企業のSDGsの取り組みを支援する。


新商品の名称は「SDGs外貨定期預金」。法・個人を対象に米ドル・ユーロ・豪ドルで取り扱う。預入額は5万米ドル相当額以上で、1回あたりの寄付総額が10万円以上になることを条件とする。期間は3カ月~1年。満期後に運用益の一部を預入者が指定する団体に銀行と共同で寄付する。金利は預入日の市場環境を踏まえて適用する。


第1号として長野県諏訪市に本社を置くセイコーエプソンが預入し、長野県立こども病院に寄付する予定だ。

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