群馬銀、元行員が261万円着服
2025.02.07 17:26群馬銀行は2月7日、コンサルティング営業本部の元行員(40代)が顧客の預金261万円を着服していたと発表した。
同行によると、1月21日に行内の取引モニタリングシステムにより、同顧客の預金口座において不審な取引を検出、調査し発覚した。元行員名義の他金融機関口座宛てに振り込まれていることが判明した。
元行員に事情を確認し、1月19~21日に同顧客に定期預金作成の依頼を行う際に、「手続きに必要」と虚偽の説明を行いキャッシュカードを預かり、預金を引き出し着服したという。さらに「成約となったサービスの手数料を現金で預かる必要がある」と虚偽の説明をし、1月15~17日に現金を詐取していたことも判明した。被害者は1先で被害額は261万2420円。遊興費に充てていた。
被害額は同行が顧客に全額弁償し、元行員からすでに全額弁済を受けている。2月4日付で元行員を懲戒解雇処分とし、関係者も処分した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 一部地域銀、レビキャリ活用に悩む 金融庁から強い働きかけ
- 片山さつき財務・金融担当相 積極財政で力強い経済成長
- 信金、メール運用の見直し検討 犯罪対策や内部監査強化
- 大手信金、内々定者交流で辞退減 「転勤なし」ニーズ合致
- 城南信金と京都中央信金、生成AIの共同研究会 キックオフイベント開催
- みずほFG、内定辞退率10ポイント改善 役員が交流、〝距離〟縮める
- SBI新生銀、地銀向けにデジタル資産テーマのセミナー 87行217人が参加
- 経産省、人的資本経営の成果を共有 しずおかFGやCCIGが発表
- 信金、人材紹介支援広がる 「スキマバイト」活用
- 日銀、政策金利を据え置き 賃上げ基調の持続性「もう少し確認」