鹿児島県プロ人材拠点、支援機関向けセミナー 周知・活用促進を狙う
2025.01.24 10:24
鹿児島県プロフェッショナル人材戦略拠点は1月23日、第2回中小企業支援機関向けセミナーを開催した。プロ人材の必要性や、副業・兼業人材の活用の有効性について周知するほか、同拠点の活用促進が狙い。金融機関や鹿児島県内の市町村などから約30人が参加した。
同拠点は、地域企業の経営課題解決に合致した専門人材を、全国から常勤か副業・兼業の形態で募集しマッチングする。
セミナーには同拠点と連携する人材仲介事業者2社が登壇。タマリバ(鹿児島市)の下玉利幸司社長は常勤雇用について説明。「(中小企業支援機関の)アドバイスで解決できるほど中小企業の人材採用は甘くない」と指摘し、管理職候補などの専門人材の採用にもつなげられる同拠点との連携を呼び掛けた。みらいワークス(東京都)の前川遼・九州支社副支社長は、経営者が取り組めていないことを「副業・兼業のプロ人材を活用することで解決できることもある」と述べた。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト