「保全があるから、良しとするか……」。信金の審査担当役員がため息をつく。営業店からの事業性融資の稟議(りんぎ)書で、事業の強みや課題などSWOT分析の情報が足りない。コロナ禍で実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資に慣れた若手に、「通常の」融資スキルが備わっていないのだ。追加ヒアリングを求めても「顧客に嫌がれるから」と進まない。役員はやむなく...
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