岐阜県信保協、製材業者の商品開発支援 女性5人がモニター参加

2025.01.11 09:54
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子供の意見をもとにアンケートに回答する参加者(1月10日、高山市)
子供の意見をもとにアンケートに回答する参加者(1月10日、高山市)

岐阜県信用保証協会(石原佳洋理事長)は1月10日、岐阜県高山市で女性モニター調査支援事業「ヒトコトプロジェクト」を実施した。同県在住の女性によるNPO法人クローバ!(岐阜市)と共同で中小企業を支援する取り組みの一つ。2024年度の実施は3回目で、高山市では初めて。


当日は、製材業を営むカネモク(高山市)が開く木製品のワークショップの体験内容についてモニター調査を実施。小学生の子供をもつ女性5人が調査に応じた。ワークショップでは、栗の木の廃材で絵やビーズを使ってオリジナルコースターを製作。アンケートを通じ、難しさや料金などの意見を集めた。



完成したオリジナルコースター(1月10日、高山市)
完成したオリジナルコースター(1月10日、高山市)

同信保協高山支店の小倉竹徳支店長は「家庭内の購買意思決定で女性の影響力は7、8割と言われる。同社を経営支援するなか、女性や子供の意見を聞く機会が必要と考えた」と話す。カネモクの中野陽平・商品研究開発部長は「参加者のワークショップへの関心の高さに驚いた。意見を踏まえ、強みを生かした体験を考えたい」と語った。


同信保協は、21年3月にクローバ!と事業者支援の業務委託契約を締結。企業の要望に応じて同法人にモニター募集を呼びかけ、商品開発や認知度向上を支援している。

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