山梨信金、職員が266万円着服 定期預金など7回
2025.01.07 15:55山梨信用金庫の昭和支店に勤めていた20代の男性職員が、顧客の定期預金口座などから現金266万円を着服していたことが1月7日、明らかになった。職員は着服を認め、2024年12月20日付で懲戒解雇処分となった。
男性は23年12月~24年10月、同信金の顧客夫婦それぞれが保有する定期預金と定期積金の計7口座を解約し、現金を着服。客からの連絡を受けた同信金が調査し、24年11月28日に事件が発覚した。着服した現金は遊興費や借金の返済にあてたという。
被害者への弁済は済んでおらず、同信金は刑事告訴の有無を含め、警察に相談中。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%