山形銀、新入行員が活動報告 エコノ甲子園の参加者募集

2024.12.16 09:49
金融教育 社会・地域貢献
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山形南営業部の黒﨑嘉子・営業第一部長と質疑応答する実行委員(右、12月15日、山形銀旅篭町ビル、山形銀提供)

山形銀行は12月15日、同行旅篭町ビル(山形市)で新入行員が参加者募集活動などに取り組んだ「エコノミクス甲子園」山形大会のサポート内容を報告した。当日は本部部長や営業店長ら21人が出席し、発表後はオンラインで開かれた山形大会を視聴した。


同行は2012年度からエコノミクス甲子園地方大会に参加し、24年度が11回目。新入行員に金融経済教育への理解を促し、主体性や協調性など社会人としての基礎力向上も図る狙い。今回は新入行員52人をサポーターに任命して人材育成に生かす。活動の中心を担う実行委員には、山形市近隣の各店から本店営業部の後藤あい氏と東海林尊氏、山形南営業部の羽賀歩氏、山形北営業部の菊地穂華氏を任命した。


実行委員の活動期間は9月から25年1月まで。メンバーは計6回、18時から同行旅篭町ビルで活動している。メンバーは11月以降、地元テレビ・ラジオ番組に出演し、高校2校で金融経済教育の講義を受け持った際は自作のパワーポイント資料でエコノミクス甲子園の魅力をPR。iPadでイラスト入りのオリジナルチラシも作成し、行内の「掲示板」を5回発信するなど情報宣伝に力を入れた。



東桜学館高校で金融経済教育に取り組むメンバー(11月15日、同校、山形銀提供)

参加者募集先として、県内高校60校から過去の出場歴や地区を考慮し17校を抽出した。チラシ配布では実行委員以外のサポーターも協力し、5チームに分かれて出身高校や恩師に連絡を取って送付し、財形預金募集活動の際にも配布。「オンライン開催のため移動の負担もなく参加できる」などと勧めた。活動が奏功して45組の目標に対して全国・過去最多の44組88人が県内5校から出場を決めた。


当日は実行委員4人が各自の活動報告と感想を3分ずつ発表し、写真とともに報告した。金融経済教育に使用したパワーポイント資料も紹介。会場には人事総務部の後藤隆之・執行役員部長や経営企画部の石沢卓司・執行役員部長のほか、実行委員の勤務部店長なども出席した。実行委員らは発表後、山形大会をオンラインで視聴。山形東高探求科1年生チーム「もちきんちゃく」2人の優勝まで熱戦を見守った。

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