東春信金、 持続化補助金の相談会 小牧商工会議所と共催
2021.12.07 19:10![経営者と中小企業診断士の面談に同席し、メモを取る地元支援部の職員(左、12月7日、東春信金本部) 経営者と中小企業診断士の面談に同席し、メモを取る地元支援部の職員(左、12月7日、東春信金本部)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/ON東春信金.jpg)
東春信用金庫(愛知県、鈴木義久理事長)は12月7日、本部ホールで小規模事業者持続化補助金の「個別相談会」を実施した。小牧商工会議所との共催で、地元企業12社が参加した。
相談内容は、持続化補助金の一般型と低感染リスク型ビジネス枠、愛知県から認定を受ける「経営革新計画」の3点を主軸とした。
相談に訪れた経営者は同所から派遣された中小企業診断士と面談。補助金申込書をもとに業況やマーケティングプランに関するヒアリングを受けた。対面が基本となるが、来訪が難しい経営者の相談にはZoomを活用し柔軟に対応した。
相談には同信金の職員が同席。地元支援部は「同席して得た知識を訪問先で生かし、補助金提案につなげてほしい」とする。持続化補助金の相談会は、2020年に両者共催で始めた。これまでは年2回の開催だが、22年度は年3回への拡大を検討している。
同信金は相談会や創業塾などで地元商工会議所と協力し、経営支援の知見を得る狙いがある。同部の宮川努副部長は「地域のステークホルダーである小牧商工会議所と連携を深めることが、本業支援で重要になる」と話す。
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