瀬戸信金、コロナ後の世界を解説 2年ぶり合同例会
2021.12.03 18:47![出席した会員にあいさつする成田理事長(12月3日、エンゼルホール) 出席した会員にあいさつする成田理事長(12月3日、エンゼルホール)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/ON瀬戸信金セミナー①.jpg)
瀬戸信用金庫(愛知県、成田順一理事長)は12月3日、本店のエンゼルホールで「せとしん青年経営者会合同例会」を2年ぶりに開催した。コロナ後の世界情勢を解説する講演会に、会員ら193人が参加した。
合同例会は講演会と懇親会で構成。経営環境の現状を話し合うほか、会員の親交を深めることが目的。講演会に先立ち、成田理事長は「日々の研究と研さんを怠らず、変化に機敏に対応していこう」と呼びかけた。
講師は日本総合研究所の寺島実郎会長。「コロナを超えて~世界の構造の変化と日本経済~」と題し、データをビジネスにつなげるデジタルトランスフォーメーションや環境技術、脱炭素が重要になると語った。
![GDPやIMFの成長率見通しなどの指標から日本経済の危機を語る寺島会長](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/ON瀬戸信金セミナー②-1024x597.jpg)
合同例会は、取引先経営者などを会員とし約500人が登録。情報交換のほか、課題解決に向けた研修や研究を通じて経営の質向上を図っている。
20年は新型コロナウイルス感染防止の観点から中止した。今回、消毒と検温、座席のソーシャルディスタンス確保など感染対策を徹底して実施した。親睦会は開かず、出席者には取引先の菓子を配った。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発