秋田銀、「長活き」の学校祭開く 地域のシニア230人が参加
2024.11.06 19:31
秋田銀行は11月6日、秋田市内で「あきぎん長活き学校」の秋の学校祭を開催した。「長活き実践!フィールドワークのススメ~宝物は私たちの地域とルーツのなかに~」をテーマに、2部構成で講演会を実施。地域のシニア層ら230人が参加した。
「地域の多様性や豊かさ、実際に現地に足を運び、五感で体感することの大切さについて学ぶ」ことをコンセプトに掲げた。第1部では、秋田公立美術大学の石倉敏明准教授が「『季節の時間』と地域の祭り」について講演。東北や秋田県の祭り、行事を例に挙げ、地域の多様性や豊かさについて文化人類学、神話学の視点からレクチャー。「正月やお盆に各地域で行う祭りや行事には死者を迎える・送るという意味があり、それが今もなお受け継がれていることは非常に尊いこと。ぜひ参加していただきたい」と話した。
第2部には、同行社外取締役で公認会計士の長谷部光哉氏が登壇。「旅とアートのLIFE SHIFT」と題し、「旅は最高のフィールドワーク。アートを目的(テーマ)としたオリジナルな旅へでかけて、ひらめきを得ながら長活きしてほしい」と述べた。
長活き学校は、地域のシニア層へ学びの場を提供することで、積極的な社会参加を後押しする独自の取り組み。2024年度は、長活きを実践している「長活き先生」を講師に招いた講演会を開いたほか、ガーデニング活動などの各種イベントを開催してきた。
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