三井住友FG、一気通貫の寄附支援 財団も設立

2024.11.05 14:38
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三井住友フィナンシャルグループ(FG)は11月5日、「フィランソロピーアドバイザリーサービス」の立ち上げを発表した。主に富裕層個人を対象に、社会貢献や寄附活動を一気通貫で支援し、社会課題解決に取り組む個人・団体への資金の流れを生み出す。並行して10月31日に寄附先の一つとしてSMBCグループ財団を設立した。


同サービスは、三井住友銀行が顧客の考えに沿って寄附先の提案や手続きを行い、寄附実行後も定期的にモニタリングやインパクト評価を報告する。SMBCグループ財団の理事長は三井住友FGの國部毅会長が務める。顧客ごとに基金を管理する「マンション型」財団で、ファンドの独自性を保ちながら個別に財団を運営するよりも負担を減らす。

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