しののめ信金、「富岡まちづくりアワード」20組がプレゼン 創立100周年事業

2024.11.05 10:44
イベント 地方創生 周年
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出場者は地域活性化のアイデアをプレゼンした(11月4日、富岡製糸場)
出場者は地域活性化のアイデアをプレゼンした(11月4日、富岡製糸場)

しののめ信用金庫(群馬県、横山慶一理事長)は11月4日、富岡製糸場で「富岡まちづくりアワード2024」を開催した。同アワードは6月に世界遺産登録10周年を迎えた富岡製糸場と、2025年6月に創立100周年を迎える同信金が、それぞれを記念してコラボレーションした。


この特別企画は、観光客の減少や飲食店の廃業などで衰退が進む富岡製糸場(群馬県富岡市)とその周辺地域の活性化が目的。地元の高校生や企業からアイデアを募集して、活動プランやビジネスプランを提案してもらいにぎわいを取り戻そうとする取り組みだ。今夏にアイデアの募集を始め、全45チームがエントリー。1次選考を通過した20チーム(学生部門10、ビジネス部門10)がプレゼンテーションに臨んだ。


審査員を務めた横山理事長は、「選考を経た皆さんからどのようなプランが出てくるのかとても楽しみ。富岡市が魅力と活力あふれる地域として次世代へ受け継がれていってほしい」と開始を宣言した。


プレゼンは1チームが5分間で富岡市の課題や魅力を分析して考案した独自のプランについて、その効果や可能性について発表。学生部門の最優秀賞は「富岡を植物でつなぐ~魅力を高校生が発信~」を提案した富岡実業高校チーム、ビジネス部門の最優秀賞は「集まれ!富岡ワンニャンday」について発表した日本大学チームのプランが選ばれた。このほか、各部門で2チームずつが優秀賞に輝いた。



出場チームは街のにぎわい創出を提案した(11月4日、富岡製糸場)
出場チームは街のにぎわい創出を提案した(11月4日、富岡製糸場)

今回の企画に携わった同信金本店営業部の小柏和宏次長は、「今後はビジネス部門のプランを中心に当金庫も協力していくことが理想」と話した。


同信金は創立100周年に向けて、100事業を展開することを発表しており同アワードもその一環。

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