群馬県信組、地元高校生ビジコン開催 2高校8チーム競う
2024.11.05 10:17
群馬県信用組合(群馬県、五十嵐公理事長)は11月2日、「第3回高校生ビジネスプランコンテスト」を安中市商工会で開いた。2019年以降はコロナ禍のため中止していたが、5年ぶりの開催となった。
同コンテストは、次世代を担う若者の創業マインドを醸成させ、ビジネスプランの作成を通じて自ら未来を切り開く力を養うとともに、地域の活性化につなげることを目的とする。同市内で起業や創業をサポートする「あんなか創業支援ネットワーク」が主催し、同信組や群馬県信用保証協会、商工会などが参画した。
コンテスト出場に向けた出張授業も実施した。参加した群馬県立安中総合学園高等学校と新島学園高等学校では、ビジネスの基礎からプラン作成までの過程を学べる全8回の授業を行った。
同日は、両校4チームずつ出場して計8チームがビジネスプランを発表した。地元の高校生や大学生がガイドとなり、観光地などを案内する「若人ガイド」についてプランを披露した新島高校のチーム「端田奏和(ハシダソウカ)」が優勝した。
コンテストを終えて五十嵐理事長は、「発表した高校生の皆さんだけでなく、当組合職員にとっても大きな刺激になったと思う。継続的に実施していきたい」と話した。