仙台銀、22年3月末で移動店舗終了へ
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仙台銀行は12月1日、2012年から運営している移動店舗「仙台銀行どこでも窓口」の営業を22年3月末で終了すると発表した。巡回場所近隣にATMを設置しているほか、移動店舗が老朽化していることもあり、巡回営業を終えることにした。
東日本大震災で全壊した5カ店のうち、志津川(南三陸町)、歌津(同)、雄勝(石巻市)各店があった地区でのサービスを維持するため、窓口設備とATMを搭載した車両をつくり、週に一回の巡回営業を行った。
志津川支店が14年1月に、歌津支店が16年4月に新店舗での営業を再開したほか、20年春には雄勝地区にATMを設置。被災地の復興に一定の役割を果たしたと判断し、被災地域での巡回を修了した。その後は、店舗統廃合を実施した気仙沼市津谷地区、登米市津山地区で週に一回巡回している。最終営業日は、津谷地区が3月25日、津山地区が3月31日。
なお、終了後の車両の活用については「検討中」としている。
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