山梨信金、店頭で衣類回収 10月から対象拡大
2024.10.25 18:25
山梨信用金庫(甲府市、五味節夫理事長)は、10月から山梨県内の全営業店で、家庭で不要になった衣類の回収を始めた。2023年3月から学生服のリユースに取り組んでおり、対象を広げて受け付ける。
同信金には、23年度1年間で約120着(約35.4キログラム)の制服が持ち込まれた。今回は、一時停止していたランドセルの受付も再開。対象拡大後、10月17日時点で、一般衣類は93着、ランドセルは3点を回収した。利用客からの問い合わせも多いという。
学生服のリユースショップを展開するさくらやと連携して実施してきた。回収した制服や衣服の査定額を「こどもの未来応援基金」に寄付する。廃棄衣類の減少やリサイクル率の向上を目指しており、同信金の担当者は「対象の拡大により、環境負荷低減の効果増大も期待できる」と話す。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 地域金融機関、福利厚生支援に熱視線 職域基盤の構築見据え
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 信金、保証システム刷新へ 審査申し込みに紙不要
- やさしいニュース解説 証券口座の乗っ取り、隙を突く新たな不正手口
- 大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進
- 高知銀、シニアへ業務委託拡大 人手不足解消に一手