はくさん信金、県内の「食」集め能登応援 1000人が来場
2024.10.22 17:58
はくさん信用金庫(金沢市、玉井重治理事長)は10月22日、金沢駅前の地下広場で「食のフェスティバル」を開催した。取引先を含む食品製造や酒造メーカー、輪島塗の販売店など県内50事業者がブースを出展。約1000人が訪れた。
1月に発生した地震や9月の豪雨で被害を受けた能登地区や、地震後に風評被害を受けた加賀地方の事業者を支援する目的で企画した。同信金を始め、共催した金沢信用金庫、のと共栄信用金庫、興能信用金庫の取引先も出展した。

各金庫の職員は、法被(はっぴ)姿で売り子をしたり、会場外で呼び込みをしたりしながら盛り上げた。イベント目的で来場する人のほか、通行人の中にも足を止めて漆器や干物を購入する人の姿が見られた。
はくさん信金の石田雅裕理事会長は「コロナの影響もあり、近年、取引先に参加してもらう大型イベントができなかった。今回の企画を通じてお客さまや地域が元気になれば」と期待した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金界、「ことら送金」240信金に拡大 周知姿勢で温度差も