きたしん総研、矢野・元阪神監督招き講演会
2024.10.17 18:28
北おおさか信用金庫の子会社・きたしん総合研究所(三浦一元社長)は10月17日、阪神タイガース元監督で野球解説者の矢野燿大氏を講師に招き、リーガロイヤルホテル大阪で「経営者特別講演会2024」を開催した。
矢野氏は、「選手が教えてくれた、人が持つ無限の可能性」をテーマに講演。出席した会員の経営者など500人に向け、人の心の中には「できるカモ」と「できないカモ」の2匹のカモが存在するとして、「『できるカモ』と信じることで未来が変わる」と強調した。
また、2019~22年の一軍監督時代の選手育成で、木浪聖也選手にまつわるエピソードを紹介。正遊撃手争いが激しいなか、矢野氏は木浪選手に「比べるのは昨日の自分」と発破を掛け続けた。木浪選手は野球場に一番早く来て練習するなど小さな努力を積み重ねた結果、少ないチャンスを掴み、23年度には〝守備のベストナイン〟であるゴールデン・グラブ賞を獲得した。
三浦社長は「本日の講演で皆さまのリーダーシップや経営に新しい視点を提供し、日々の挑戦に役立てることを願っています」とあいさつした。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から