無担保コール市場、取引急減 機能度が低下 日銀当預「階層式」廃止で

2024.10.18 04:35
預金 日本銀行 金利
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
日本銀行がマイナス金利政策解除と同時に実施した日銀当座預金制度の見直しが、無担保コール市場の機能度低下を招いている。代表的な取引の「翌日物」は、1営業日当たりの出来高がピークから7割超減少。資金余剰のもと、銀行などの取引動機を生んでいた「階層式(三層構造)」の廃止が背景だ。特定の市場参加者の取引がレートに反映されやすくなり、ベース金利とし...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
決定会合後に会見する植田総裁(5月1日、日銀本店)
注力分野のリスク管理点検 日銀 新見・審議役兼上席考査役
新見明久・日銀金融機構局審議役兼上席考査役
邦銀と海外ファンド、強まる連関性 ショック「伝わりやすく」 日銀分析
日銀・中川委員、米関税政策動向「高い緊張感」で注視

関連キーワード

預金 日本銀行 金利

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)