東和銀、渋川市と包括連携 「共生社会」実現にも協力
2021.11.29 17:45
東和銀行は11月29日、群馬県渋川市と地方創生に係る包括連携協定を締結した。市と共生社会実現への取り組みに関する共同宣言にも署名した。
両者は販路拡大、雇用創出、観光促進など計12項目で連携し、地域経済の活性化につなげる。渋川支店を中心に市と連絡を密に取って地域企業の本業支援を行う。
結婚や子育て支援、福祉、医療の充実も進める。また、店頭や訪問先でチラシを配るなど情報発信にも協力する方針。市内企業のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを支援し、市が開く「バリアフリーセミナー」などのPRも検討していく。
自治体との協定は6例目。江原洋頭取は「連携を機にコロナ禍に苦しむ市内中小企業に本業や資金繰りの支援をさらに進めたい」と話した。