帰省や旅行の通りすがりで「故郷」と思う土地の山の稜線(りょうせん)を目にすると、「ああ、帰ってきた」と心の奥底から実感する。自分の場合、名もない東山、西山がそれであり、少しエリアを広めにとれば、かの上杉謙信が何度攻めても落とせなかった城が築かれた山、古く万葉集に詠まれたインターチェンジ脇の山もそうだ。高速を車が北に進むにつれ、山並みがどん...
この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。
有料会員の申し込み
無料会員でのご登録