のと共栄信金、21年4-9月純利益84%増 2期連続の増益

2021.11.26 19:49
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決算を発表する鈴木理事長(11月26日、のとしん国分センター)
決算を発表する鈴木理事長(11月26日、のとしん国分センター)

のと共栄信用金庫(石川県、鈴木正俊理事長)は11月26日、2021年4-9月期決算を発表した。当期純利益は前年同期比84.1%増の1億8400万円と2期連続の増益となった。


貸出金利回りの低下のため資金運用収益は減少したが、役務取引等利益が2期ぶりの増収となったほか経費削減などが寄与し、本業のもうけを示すコア業務純益は3期連続増益の3億1800万円だった。


22年3月通期見通しは減収増益で、最終利益は2億5300万円を見込む。


同日、会見した鈴木理事長はコロナ禍で苦しむ事業者に対して「事業を継続していくことが大事。ベストな選択肢を一緒に考えていきたい」と話した。

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