足利銀、詐欺被害防止を呼びかけ 来店客にエコバッグ配布

2024.10.03 19:25
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警察署員と協力して来店客にエコバッグを配る大塚常務(右から2番目)(10月3日、足利銀行本店営業部入口)
警察署員と協力して来店客にエコバッグを配る大塚常務(右から2番目)(10月3日、足利銀行本店営業部入口)

足利銀行は10月3日、宇都宮中央署と共同で「SNS型投資・ロマンス詐欺被害防止」の広報活動を本店営業部のロビーや入口で行った。これに先立ち、同月1日からは全店のデジタルサイネージでSNS型投資詐欺などの防止に向けた動画を栃木県警察の協力で放映。ジャーナリストの池上彰氏が詐欺被害防止を呼び掛ける動画を流している。


栃木県内では警察が把握しているだけで今年1月から9月末までの速報値で44件、約7億3000万円のSNS型投資・ロマンス詐欺の被害があった。これを防止しようと警察が用意したチラシや警察相談専用電話番号が書かれたウェットティシュなどをセットにしたエコバッグ(200セット)を行員と警察署員が協力して来店客に注意喚起を行った。


大塚浩樹取締役常務執行役員は「銀行を通じて振込被害が起こるので、我々は最後の砦として未然防止に努めている。まずはお客様に詐欺被害が増えていることを認知していただきたい」と今回の活動実施の趣旨を説明。髙橋修司栃木県宇都宮中央警察署長は「足利銀行には多くの水際阻止を行っていただいている。今後もお互いに協力していきたい」と連携に期待した。


 

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