大分県信組、観光PR通帳を作成 第1弾は「恋叶ロード」
2024.10.03 18:32大分県信用組合(大分市、吉野一彦理事長)は、豊後高田市の魅力発信を狙いに“ご当地デザイン”の観光PR通帳「恋叶(こいかな)ロードけんしん総合口座預金通帳」を作成。10月3日に全店(38カ店)で取り扱いを開始した。
「恋叶ロード」は、同市の海岸線を走る国道213号線の約20キロのルート。沿線には、縁結びの神様「粟嶋社」や日本の夕陽百選の真玉海岸などの観光スポットがある。新通帳の表紙には真玉海岸に沈む夕日の写真を使用。キャッシュカードのデザインも通帳と統一した。
同信組が豊後高田市の「恋叶ロード」の商標登録や地域ブランド化で伴走支援したことが、観光PR通帳の企画につながった。今後、県内他地域の観光PR通帳の作成も検討する。
同日、豊後高田市役所で「観光PR通帳」の完成報告会を開催。同信組の吉野理事長は「恋叶ロードのネーミングを通帳に使わせていただいた。観光振興に役立てたい」と話した。豊後高田市の佐々木敏夫市長は「地域活性化の先進的な取り組み。積極的に動いてくれてありがたい」と感謝していた。