富山第一銀、災害対策特別ローンの期限延期 能登豪雨や復旧遅れの影響で
2024.10.01 18:23富山第一銀行は10月1日、能登半島地震の被災者を対象とする災害対策特別ローンの取り扱い期限を2025年3月31日まで延長すると発表した。当初は1〜3月の取り扱い予定だったが、復旧・復興の遅れから9月末まで延長。今回は、9月21、22日の記録的な豪雨の影響で復旧・復興に更なる遅れが予想されることから、さらに6カ月間延長することにした。
対象となるのは、災害対策の住宅ローンやリフォームローン、オートローン。住宅ローンの事務取扱手数料は免除し、リフォーム・オートローンについては災害対策の特別金利にする。
同行リテール部は「1月の震災以降、相談受付は減ることはなく断続的に続いている」と延長理由を説明している。