富山第一銀、災害対策特別ローンの期限延期 能登豪雨や復旧遅れの影響で
2024.10.01 18:23富山第一銀行は10月1日、能登半島地震の被災者を対象とする災害対策特別ローンの取り扱い期限を2025年3月31日まで延長すると発表した。当初は1〜3月の取り扱い予定だったが、復旧・復興の遅れから9月末まで延長。今回は、9月21、22日の記録的な豪雨の影響で復旧・復興に更なる遅れが予想されることから、さらに6カ月間延長することにした。
対象となるのは、災害対策の住宅ローンやリフォームローン、オートローン。住宅ローンの事務取扱手数料は免除し、リフォーム・オートローンについては災害対策の特別金利にする。
同行リテール部は「1月の震災以降、相談受付は減ることはなく断続的に続いている」と延長理由を説明している。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%