東邦銀、「カスハラに対する考え方」策定 健全な職場環境確保

2024.10.01 18:22
ES 働き方改革
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東邦銀行は10月1日、策定した「カスタマーハラスメントに対する考え方」を公表した。カスハラに組織として毅然(きぜん)と対応し、役職員らが安心して勤務できる健全な職場環境を確保する。


カスハラについて同行は「顧客の意見・要望のうち、その内容が妥当性を欠いたり、手段・態様が社会通念上不相当で、役職員らの就業環境が害されるもの」などと定義した。


対象となる行為としては、身体的、精神的な攻撃や拘束的な行動、役職員ら個人への攻撃や要求、正当な理由がなく過度な金銭補償・謝罪要求などを挙げた。


これらに対する取り組み姿勢は、「顧客の意見・要望に対して合理的な解決に向けた話し合いなど真摯(しんし)に対応」しつつ、「カスハラと判断すれば毅然と対応し、必要に応じて警察・弁護士と連携するほか、今後の取引を断ることがある」と表明。「役職員らを対象に相談・報告体制を整備」し、被害者の「ケアやフォローに努める」としている。

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