熊本第一信金、2店舗統合した「山鹿来民支店」新築オープン
2024.09.24 19:03
熊本第一信用金庫(熊本市、鴻池卓児理事長)は9月24日、山鹿と来民の2支店を統合し、新たな場所に「山鹿来民支店」として新築オープンした。地域ならではの装飾などが施された店舗となっている。
店内はコンサルティング機能を強化するため全てローカウンターとした。職員3人で対応し、預金や投資信託などを提案する。このほか、3カ所ある応接スペースの仕切りには地域の伝統工芸品・山鹿灯ろうや来民うちわなどで装飾。天井は地域の国指定重要文化財である芝居小屋「八千代座」の格子天井を模したデザインを採用した。
新店舗は旧2支店の中間に位置。バス停が近く、待合スペースに活用してもらうようベンチを設置した。駐車場は20台収容。また、環境配慮型でBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)認証を取得した。
池田聡支店長は「山鹿と来民支店は歴史の長い店舗で、地域に溶け込むように地元工芸品を展示するなど細部までこだわった。お客さまに寄り添ったきめ細かなサービス提供をしていきたい」と話した。
住所=熊本県山鹿市古閑1023ー5
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から
- 筑波銀美浦支店、競走馬への融資に挑戦 事業性融資11%超伸長