ほくほくFG、環境融資で都と協定 持続可能な経営へ企業啓発
2024.09.24 18:37ほくほくフィナンシャルグループ(FG)は9月24日、東京都と「サステナブルファイナンス活性化に向けた連携協定」を締結した。都内企業に対してサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)やポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)、グリーンローン(GL)などを積極的に推進することにより、サステナビリティ経営への転換を促す。
東京都が2022年度から進めている金融機関との連携事業。24年度はGLとブルーローンを支援対象に加えた。
同FGは都内企業へSLLやPIFを提案し、それを通じて策定した経営目標などの進捗状況をモニタリングするとともに、CO2排出量計測クラウドサービスなどのソリューションを提案して着実な目標達成を後押しする。サステナ経営に関する情報発信や、東京都や企業との情報共有も積極的に実施する。
企業にとっても、調達までのコンサルティング費用や、独立した外部評価機関からの評価費用について、上限100万円まで補助が受けられる利点がある。GLでは、独立した評価機関からの評価費用について、最大100万円まで補助が受けられる。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力