福井銀Gの地域商社、JRCと販路開拓で協力 海外商談会などで17社紹介
2024.09.24 17:48福井銀行グループの地域商社・ふくいヒトモノデザインは、地方創生推進協同機構(JRC、東京都品川区)と協力し、福井県内の地元産品や旅行商品の国内外市場向け販路開拓に着手する。9月24日には、その第1弾として「越前・若狭ガストロノミー国内・海外販路開拓事業」を展開すると発表した。
JRCは地方創生総合プロデュースを手掛けており、6月6日に、ふくいヒトモノデザインと包括連携協定を締結していた。両者は、商品の販路開拓やプロモーション、流通網整備で協力する。また、新たな旅行商品化のため、地域資源の掘り起こしやコンテンツを磨く取り組みを予定。旅行商品の高付加価値化や企画プロデュース、販売チャネル構築にも取り組む。
越前・若狭ガストロノミー国内・海外販路開拓事業には、福井県内の事業者17社が参画。試食に歴史的背景や食・器の芸術性、食と健康の要素を含ませた「ガストロノミー商談会」を、10月7、9日にフランス・パリ、11月13日はタイで独自開催。11月16~18日に大阪で開かれる「ファベックス関西2024」にもブース参加する。
商談会では、富裕層や現地の著名レストランシェフへの提案を実施。発酵食品や地場産品、テーブルウェアまわりの伝統的工芸品を販売流通に乗せるため、カギとなるバイヤーや卸問屋、業界関係者への認知度向上を図る。