福島県商工信組、70周年記念「商店街フェア」 取引先など120先出店
2024.09.24 10:57
福島県商工信用組合(福島県、須佐真子理事長)は9月23日、郡山市のビッグパレットふくしまで創立70周年を記念した「けんしん商店街フェア」を開いた。取引先など120先以上が飲食店や雑貨店を出店。来場した約8000人の地域住民へ感謝を伝えるとともに、地域のにぎわい創出に貢献した。

商店による出店のほか、阿波踊り連やよさこいチームなど、地元で活躍する団体もステージで演舞を披露。福島県のいわき信用組合、相双五城信用組合、会津商工信用組合の取引先も地元の商品を販売し、各信組の役職員らが応援に駆け付けた。
イベントは「けんしん十店会」との共催。十店会は、同信組の創業当時に「10の異業種の経営者のみなさまと交流を深めることを目的に誕生した組織」(須佐理事長)で、現在の会員数は1000人を超える。同信組の発展を支えてきた組織との密な連携で、地域一体となったイベント開催が実現した。

オープニングセレモニーで須佐理事長は「次の80年、100年に向け、地域に愛される金融機関を目指し、職員一丸で努力していく」とあいさつ。来賓を代表して相双五城信組の梅澤国夫理事長は「素晴らしい品ぞろえと魅力ある商品の数々。ご来場のみなさまには楽しんでいただきたい」と述べた。
けんしん商店街は、同信組が取り組む独自のイベント。例年は営業店ごとに各店のフロアや駐車場を開放して開催しているが、2024年度は70周年記念事業として実施。全店とその取引先が一堂に会して、交流人口や企業の販路拡大に寄与した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 静岡銀、桃鉄金融ゲーム普及へ 地域課題と投資学ぶ
- 金融庁、接触頻度を調査 「ゼロゼロ融資のみ」の取引先対象に
- 野村証券調布支店、課題解決起点で収入倍増 相続・不動産活用切り口に
- 3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
- 地域銀・信金、内部の「再生人材」育成 外部研修で支援手法学ぶ
- みずほ信託銀、銀座に新たなランドマーク 地権者のビル開発支援
- 金融庁、監督・検査体制を一体化 総括審議官がモニタリング指揮
- 野村AM、地域銀の退職者助言を支援 〝60代だけ〟新部署が始動
- 阿南信金、手束理事が新理事長に 30年ぶりのトップ交代
- 千葉銀・千葉興業銀、「経営統合を含め対話継続中」 一部報道でコメント