長野銀、クラウドファンディング12件サポート 地域の特産品PR

2021.11.25 04:40
販路拡大支援 事業再構築支援
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新商品を検討する(左から)伊那支店の中曽根隆文支店長、吉村優次長、本田敏和・だるま取締役、伊那支店の倉澤明秀係長(10月21日、だるま)
新商品を検討する(左から)伊那支店の中曽根隆文支店長、吉村優次長、本田敏和・だるま取締役、伊那支店の倉澤明秀係長(10月21日、だるま)

長野銀行は、食品関連企業へのクラウドファンディング(CF)提案で成果をあげている。2017年度から21年11月末までに累計12件をサポート。「信州のブランド力を生かして特産品を全国にPRし、地域経済を盛り上げたい」(宮本聡太・ソリューション営業部長)と話す。


対象先の一つが、コロナ禍で料亭を休業した「だるま」。同行伊那支店の取引先で今後の事業展開について相談を受けた後、本部のソリューション営業部と訪問。同行は、料亭休業後も製造を続ける贈答品の「お多福豆」と地元産のミルクジャムを使った新商品「福みるく」を〝新たな事業の柱〟にと提案した。


新商品のブランド化を見据えてCFサイト「Makuake」(マクアケ)を紹介し、30日間の応援購入プロジェクトを実施。さらに、ECコンサル企業である「mode」(東京都)の協力を得て、ECサイトを活用したターゲット選定やビジュアル面の改善などを助言した。


このほかCF支援では、6月に「南アルプスの麓にある小さなブルワリーが始める挑戦!」や「信州上田で新しいビールづくりに挑戦『天神麦酒醸造』誕生!オープン記念限定ビール」も手掛けるなど案件を積み上げた。

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