武蔵野銀が新本店内覧会 地域交流スペースなど披露
2021.11.23 04:48
武蔵野銀行は11月22日、新本店のグランドオープン(12月13日)を前に報道関係者向けに内覧会を実施した。2階の地域住民との交流スペースや8階から10階の行員の執務フロアなどを公開した。
2階は大宮駅からペデストリアンデッキでつながる地域創生スペース「M’s SQUARE」として市民に開放。カフェやコワーキングスペースを併設している。執務フロアは間仕切りのないオープンスペースになっており、各階をつなぐ内階段で行員が自由に移動し、フリーアドレスで勤務する。
3階には「BCP対策室」を設置し、災害時の対策本部として支店などとWebで結ぶ専用室となる。同じ階には績層ゴム、オイルダンパー、U字ダンパーを装備した免震装置を設置、本部行員が3日間滞在可能な食料品を備蓄する。自治体との連携で帰宅困難者などの受け入れ、食料品備蓄の計画があることも披露された。
1階は本店営業部で、金融機関の本店で初めて生物多様性への保全貢献度を認証するJHEP認証を取得した植栽の庭などを設けた。
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