武蔵野銀が新本店内覧会 地域交流スペースなど披露
2021.11.23 04:48
武蔵野銀行は11月22日、新本店のグランドオープン(12月13日)を前に報道関係者向けに内覧会を実施した。2階の地域住民との交流スペースや8階から10階の行員の執務フロアなどを公開した。
2階は大宮駅からペデストリアンデッキでつながる地域創生スペース「M’s SQUARE」として市民に開放。カフェやコワーキングスペースを併設している。執務フロアは間仕切りのないオープンスペースになっており、各階をつなぐ内階段で行員が自由に移動し、フリーアドレスで勤務する。
3階には「BCP対策室」を設置し、災害時の対策本部として支店などとWebで結ぶ専用室となる。同じ階には績層ゴム、オイルダンパー、U字ダンパーを装備した免震装置を設置、本部行員が3日間滞在可能な食料品を備蓄する。自治体との連携で帰宅困難者などの受け入れ、食料品備蓄の計画があることも披露された。
1階は本店営業部で、金融機関の本店で初めて生物多様性への保全貢献度を認証するJHEP認証を取得した植栽の庭などを設けた。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%