FIT大阪2024閉幕、2日間で2500人来場 西日本最大の金融ITフェア
2024.09.06 18:48
西日本最大の金融ITフェア「FIT大阪2024(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など13団体、協力=大阪銀行協会、しんきん大阪システムサービス)が、9月6日閉幕した。出展企業39社のうち16社がFIT大阪初出展。セミナーは26セッションを行い、2日間で2551人が来場した。
FIT大阪2024のテーマは「地域の未来を共創するICT」。地域金融機関にとって最大のミッションである地域経済の活性化や、環境変化に対する取引先支援には、最新のICT(情報通信技術)やデジタルトランスフォーメーション(DX)の活用は避けて通れないとの思いを込めた。
2日目は、金融庁監督局の和田良隆・地域金融企画参事官が「地域金融行政の現状と課題」、午後には三菱総合研究所の美馬由芽主任研究員が「地域金融機関のための羅針盤 MRI独自調査に基づくDX成功の秘訣」をテーマに基調講演した。

会場には尼崎信用金庫の作田誠司理事長ら地元金融機関トップや経営幹部、メガバンクや地域銀行の役職員が多数来場した。

一部セミナーは、9月24日から「録画配信」する。視聴申し込みは公開終了の10月18日まで受付している。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に