みずほ銀、シ・ローン取引をクラウド化 金融機関のコスト削減
2024.09.03 14:27
みずほ銀行は9月3日、シンジケートローン取引にクラウドサービスを導入した。機密情報をクラウド上で共有することで、借入企業や参加金融機関のペーパーレス化につなげる。
10月から取引のある事業法人1300社、金融機関420社へ順次案内を開始する。イントラリンクスのクラウドサービスを活用。同行が通知書類や定期報告書類をクラウド上にアップロードし、参加金融機関は書類を閲覧、ダウンロードできる。
同行では、期中管理業務で年間約25万件(紙ベースで100万枚)の通知を実施している。シンジケートローンでは多くの金融機関が参加することから、ファクスによる通知がほとんどだった。