名古屋銀、中京大の梅村学園と産学連携協定 企業紹介や事業化検討
2024.09.02 19:05
名古屋銀行は9月2日、中京大学と中京大学附属中京高校を設置する学校法人梅村学園と連携・協力に関する包括提携書を締結した。社会課題の解決などで協力し、地域の活性化に寄与することが目的。産学連携を希望する同行取引先企業を紹介する。
名古屋市内の中京大で行われた協定締結式で、名古屋銀の藤原一朗頭取は「未来に向けた活力ある地域を創造し、ともに地域活性化に貢献していく」と話した。梅村学園の梅村清英理事長は「大学生だけでなく、附属高校の生徒も含めてキャリア形成や人材育成で連携を強化したい」と今後の見通しを語った。
今後、地域社会の課題解決の一つとして、中京大経営学部の濱田知美准教授ゼミの学生が廃棄材を利用した新商品を提案する予定。自動車のドア部分の内装を製作する際、プラスチックに布を貼り付ける工程で布の裁断時に発生する廃棄部分の活用を検討する。
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