愛知銀と中京銀、特許紹介で地場企業支援 日進市などと連携
2024.08.30 18:44
愛知銀行と中京銀行は8月30日、日進市などと「特許等の紹介による市内企業の新製品開発促進に関する連携協定」を締結した。両行と協定を結んだのは同市のほか、知的財産コンサルティングを行うPATRADE(愛知県)とパナソニックグループの知財実務機能を集約したパナソニックIPマネジメント(大阪府)。同市で知財を生かした新商品開発を後押しする。
愛知銀の伊藤行記頭取は「特許などの紹介を通じて日進市内の企業の新商品開発を促進したい。秋口には市内企業向けにセミナー開催を計画している」と話した。中京銀の小林秀夫頭取は「特許などの活用は具体的イメージを持ちづらい面がある。セミナーなどで顧客ニーズを把握していく」と述べた。
日進市の近藤裕貴市長は「今回の連携からふるさと納税の返礼品につながってほしい」と期待を話した。
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