三島信金、知的財産関連でINPITと県内初の協定
2021.11.18 19:27
三島信用金庫(静岡県、平井敏雄理事長)は11月18日、独立行政法人「工業所有権情報・研修館(INPIT)」の静岡県知財総合支援窓口と、知的財産に関する包括連携協定を締結した。同窓口が金融機関と協定を結ぶのは初めて。
知財関連のノウハウを持つ同法人との連携を強化し、事業者支援や地域活性化につなげる。
具体的には、取引先に支援制度を紹介するほか、セミナーなどのイベント開催を通じて金庫内外に知財活用の普及を促進する。
同県は知財に関する相談が多く、同窓口と金融機関の2020年度の連携件数は、37件に上った。今回、特に件数が多い同信金と協定を締結した。
同日に本部で開かれた締結式で、平井理事長は「営業店と本部が一体となり、これまで以上に取引先企業への伴走支援に努める」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%