【実像】OHR改善に挑む(上)~低収益体質脱却へ~
2021.11.19 04:43
人口減少や長引く超低金利政策で経営環境が厳しさを増す地域金融機関が”待ったなし”の経営基盤強化に動いている。コロナ下の取引先支援で存在感や役割が一段と高まるなか、日本銀行は「OHR(経費率)」を主な基準に据えた”特別付利”で、低収益体質脱却に向けた取り組みの加速を促す。
収益に響く超低金利
日銀が2020年11月に導入を決めた「地域金...
収益に響く超低金利
日銀が2020年11月に導入を決めた「地域金...
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 春の叙勲 金融界から23人
- 政府・与党、ファクタリング強要を警戒 手形の期間短縮で中小悲鳴
- 静岡銀、データ利活用を加速 りそな銀・ブレインパッドと連携
- 銀行・信金、実務型インターン3割 多様な業務内容 理解促す
- 日本公庫、「創業環境は平時に」 融資件数は3年連続増加 飲食・宿泊業が伸長
- 山形銀、新入研修を2カ月に延長 長期宿泊で連帯感醸成
- あおぞら銀、最終赤字498億円に下方修正 繰税資産取り崩しで
- 千葉興業銀、リスク取り農業の実証実験 自前の「イチゴ農園」開設へ
- 多摩信金、ビッグアドバンス導入 マッチングや補助金支援
- リンカーズの商談システム、導入先同士の案件マッチング 浜松いわた信金で32件創出