九州FGの推進組織、40人がPPPの手法学ぶ

2024.08.23 18:40
地方創生
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PPP/PFIについて説明する根本氏(8月23日、鹿児島銀本店)
PPP/PFIについて説明する根本氏(8月23日、鹿児島銀本店)

九州フィナンシャルグループ(FG)の「九州FG PPP/PFIプラットフォーム」は8月23日、鹿児島銀行本店で共通セミナーを開いた。オンライン配信も行い、合計約40人が参加した。同26日には熊本県でも開催される。


同プラットフォームは、2015年設立。PPP(官民連携)とPFI(民間資金を活用した社会資本整備)の普及・促進を目的とした推進組織。公共施設の老朽化問題などの課題を解決する。


講師は、東洋大学経済学部公民連携専攻長兼東洋大学PPP研究センター長の根本祐二氏が務めた。テーマは「PPP/PFIの現状と期待される新しい手法」。最近の事例や政府の目標について説明し、インフラの老朽化や国の財政事情を例に挙げて「PPPやPFI以外に選択肢はなく、推進することを前提に考えるべきだ」と話した。


鹿児島銀地域支援部の濵田翔吾副調査役は「鹿児島ではPFIの案件が少ないため、広がっていくきっかけになれば」と述べた。

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