名古屋銀、アスエネと全国初提携 CO2排出管理サービス提供

2021.11.16 20:28
脱炭素
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名古屋銀行は11月16日、二酸化炭素(CO2)の排出量管理クラウドサービスを提供する「アスエネ」(東京都)と業務提携したと発表した。


同サービスの取り扱いは地域金融機関で全国初の試み。脱炭素経営に対する関心が高まるなか、提携商品を活用して取引先の取り組みをサポートする。契約締結は同12日。


取り扱いを開始した「アスゼロ」は、CO2排出に関するデータをスキャンするだけで自動的に排出量を算出できる。同時に分析を行い、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)などに報告を代行。CO2削減目標の設定や削減提案までを担う。


同行では11月からサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の取り扱いを開始するなど、脱炭素経営の支援を積極化している。SLLと合わせ、今回の提携で排出量算定や情報開示支援、再生可能エネルギーの活用に関する各種サービスを提供していく方針。

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